シークレット本について
久しぶりにこのはてなブログを使わせて頂きます!
- まずは報告
- 本記事の内容
- 配送方法の種類
- 倉庫を利用する場合の登録方法
- シークレット公開
- 今回のメイン「ゆうパケットの設定方法」
- 「ゆうパケット」の設定を有効にする方法
- 保管ID・品番
- 倉庫に預けられる下限とはなんですか?
- 全体的な流れを図で見る
- 最後に
まずは報告
今回、シークレットな本をboothで出すと宣言し、pixivにサンプルを投稿しました。
事前予約期間: 2020年10月~11月中
配送手配時期: 12月中
※boothの倉庫から配送するため、倉庫が混み合っている場合は時期がズレる事があります。
※リンクは近日中に貼ります。
上記の予定で進めてきましたが、いくつか変更があります。
【変更】
本体価格: 125円程度アップ
送料: 730円 → 400円/730円(選択可)
事前予約: ゆうパケットの設定が有効になり次第、リンク公開。予約期間は一か月程度です。
配送時期: 事前予約後に順次配送予定
※ 本冊子の漫画の内容に変更はありません。
変更理由
・初動のブックマーク数が想定以下で採算が合わなかった
・boothが複雑すぎて機能の把握に思ったよりも時間がかかっている
・安い送料を選択可能にするのに時間と費用がかかる(詳細は本記事で解説)
・本体価格でゆうパケットを設定する費用の痛み分けを行う事にした(その方が安い)
などが諸々の理由です。
なぜわざわざ記事にしたのか?
この記事を書いたのは、自分の備忘録として情報を整理する役割もありますが、これらを水面下で行ったときに、本体価格がページ数などの規格の割には高くなってしまった為に何らかの誤解が起こると懸念しました。
詳細な金額について公表すると審議をかもし角が立つ恐れもあるので控えますが、どういう経緯でどういう費用が発生するのかを説明するので、それらをお読みいただいた上で冊子入手のご検討をして頂いた方が、お互い納得した選択や決断ができるのではないかと思い、記事にまとめることにしました。
費用を説明するとなると、機能まで説明しなければいけないので、かなりクドい内容になってますが、ご興味がある方は是非読んでいってください。
「変更事項が分かったので特に異論なし」という方は、本記事をお読みいただく必要はありません。その場合は、予約開始までもう少々お待ちください。
本記事の内容
・ booth/「倉庫に後から入荷」機能を使い、予約注文を取る方法
・ ゆうパケットの設定を有効にする方法
・ かかる費用
・ 注意点
などをまとめた記事ですが、
基本的には、作品経由で接点のあるフォロワー様各位に向けて書いたものなので、この記事を参考にしてboothを利用する場合は「この記事を読む際の注意点」を必ずお読みください。免責事項が書かれています。
この記事を読む際の注意点
この記事を参考にしてboothを使おうと考えている方へ。
正直この記事を見ながら、boothを利用する事はオススメできません。
boothは仕様の変更や追加機能などが多く、時代や環境、利用者の意見などに都度柔軟に対応しているサイトであると、調べた結果わかりました。
そのため、「従来のやり方はこうだったけど、変更後は全く違う機能になっている」事もあり得ますし、実際使ってみたら、全然違う段階を経て頒布する事になった…という可能性も否めません。
このサイトを通じてboothを利用するに当たって発生した損失・損害などの何らかの問題に対し、私の方で一切責任を負う事はできませんので、あくまで参考程度に留め、必ず公式サイトで確認し、自己責任でサービスを利用してください。
配送方法の種類
boothで用意されている配送方法は、以下の2点です。(2020年10月時点)
▼「倉庫から発送」商品の場合
所定の送料(ゆうパケット1箱につき400円、宅配便1箱につき730円 [全国一律・消費税込み] )が適用されます。
ただし、「倉庫に後から入荷」の初期設定時の送料は、宅配便730円になります。
ゆうパケットの設定方法については、他の項目で説明します。
倉庫を利用する場合の登録方法
▼倉庫配送サービスのリンク
発送代行を個人で簡単に使えるネットショップサービス - BOOTH
① 「倉庫から発送」商品を登録する
▼商品管理の画面からも「商品登録」ができます。
②「倉庫から発送(後から入荷)」商品を登録
<既に数量が決まっている場合は左/受注や予約は右>
今回は右です。
③ 商品ページ
ここで「タイトル」、「価格」、「商品説明」などの入力(商品登録)を行います。
シークレット公開
シークレット公開(パスワード付き)については、booth Appsという拡張機能を使います。
この拡張機能は、月額費用がかかります。
公開日に限らず、登録した日から費用が発生します。
同人誌の価格の中に経費を追加するとき、ここの費用分も忘れないようにしてください。商品公開時から何か月間拡張サービスを利用するのか逆算しておいた方がいいと思います。
※ クレカ決済の登録しかできないので注意してください。
今回のメイン「ゆうパケットの設定方法」
商品ページで設定します。
① オプション設定を開く
➁ ゆうパケットの配送の許可(「許可する」にします)
この設定で、注文者は「ゆうパケット」も選択ができるようになります。
というのはフェイクなので、気を付けましょう。
以下をお読みください。
入荷が行われるまでは、商品がゆうパケット配送可能なサイズであるかを倉庫側で確認できません。
そのため、ショップオーナーがゆうパケット配送を許可していたとしても、入荷前に行われる注文では、宅配便による配送しかお選びいただけません。
(ただし、一度でも入荷が行われ、ゆうパケット配送可能なサイズであると確認された商品の場合には「倉庫に後から入荷」が選択されていてもゆうパケット配送が可能です。)
要は、倉庫を使う場合は、一度も倉庫に商品が入荷がされていない商品ページでは、「ゆうパケット」を設定していたとしても、配送方法が「宅配便730円」しか選べないという事が書かれています。
予約注文で「ゆうパケット」を選択可能にしたい場合、一度倉庫へ見本(商品)を納品する必要があるのですが、いくつか注意点があります。
「ゆうパケット」の設定を有効にする方法
上記で「ゆうパケット」の設定のやり方を書きましたが、一度も見本誌などが倉庫へ入荷されていない状態だと、注文者は「ゆうパケット」を選択する事ができないので、送料は勝手に宅配便730円になってしまいます。
一度入荷すればいいなら、予約だけ取って商品個数を確定し、倉庫に入荷してから注文者に後で決済してもらえばいい、と思って事務局へ確認したところ出来ないそうです。
というのも、注文してから3日以内に決済をしないと、注文が「自動キャンセル」になってしまうからです。
そういう次第なので、やはり見本の商品を一度倉庫へ送るしか選択肢はないっぽいです。
【倉庫へ見本誌を納品して「ゆうパケット」を有効にする流れ】
私が今回扱う商品が同人誌なので、「見本商品」を「見本誌」と表記して説明します。
① 見本誌を印刷し、倉庫へ納品。
② 倉庫でサイズを確定してもらいます。
③ ゆうパケット設定が有効になったら、商品ページを公開。
この流れになりますが、正直、③のタイミングが分かりませんでした。
事務局へ問い合わせた回答が以下になります。
>ゆうパケットに設定できるタイミングはいつ頃になりますか?
ゆうパケット可能のサイズであった場合、
倉庫にて「ゆうパケット可」として入荷が完了したタイミングとなります。
????????
これは私の質問がよろしくなかったと反省してます。
実際やってみて設定が有効になったか分からなければ、また問い合わせで確認してみようと思います。
【入荷する際に発生する費用】
これが一番問題でした。全員が全員、赤字出したくないですよね。
予約分とは別に印刷するため、余計にお金がかかってくるので、その予算や費用も逆算して価格を決定した方が無難です。
印刷所からbooth倉庫へ直接納品する場合
① 見本誌の印刷費(同人誌の規格や印刷会社にもよりますが、A5サイズ36ページの場合でも一冊2.000円を超えます)
② 印刷所からboothへの配送料(印刷会社にもよりますが、一冊だろうが三冊だろうが大抵一律で1000円くらいかかります)
③ 入荷しておいた見本誌を自分で注文し直すなどして、回収する費用(商品代+送料730円)。※商品代は自分に返ってきますが、手数料が引かれます。
自宅からbooth倉庫へ納品する場合
① 見本誌を印刷(費用、同上)
➁ 印刷所から自宅宛へ送ってもらう(費用、同上)
③ 自宅から倉庫へ送る
(定形外は紛失する可能性もあるので、「ゆうパック」とか「宅配便」とかで送った方がいいと思います。その場合は「ゆうパック830円」、「宅配便660~1040円」くらいかかります。補償がついてる宅配便コンパクトみたいなものを使えばもっと安くできますが、本体のボックスを買わないといけないので、数百円安くなる程度です。好きな方を選んで送ってください)
なぜ一旦、自宅経由する必要があるのか?
これは品番に関係しています。
品番については以下で記載。
保管ID・品番
超重要な項目です!!
倉庫へ送る際、商品に「保管ID」と「品番」を貼る必要があります。
※ 印刷所で対応してもらえるかは、事前に確認が必要です。
3.倉庫への商品発送について
■保管IDの記載と品番ラベルを貼っていますか。
・倉庫サービス申し込み完了後、以下のページにて【印刷する】を押して、品番ラベルを印刷し、お預けの商品が明確に識別できるよう、梱包した商品へ必ず貼ってください。
※複数種類の商品がある場合は、同じ品番の商品を袋などでひとまとめにし、品番ラベルを貼ってください。・伝票(送り状)の品名欄に保管IDを必ず記入してください。印刷所からお送りいただく場合でも保管IDを記入していただく必要がございます。
【同一商品を複数の商品ページとして登録する際の注意点】
① 商品には「商品ページ」に「品番」が与えられており、全く同じ商品であっても、商品ページによって品番が違うため、別の商品として扱われるそうです。
私は今回、パスワードを分けるために3つの商品ページを用意しているのですが、商品ページに与えられている品番がそれぞれ異なるため、3つの見本誌が必要になります。
この3つの見本誌に、それぞれ保管IDと品番を添えてboothへ納品します。
これを個別で印刷所が対応してくれるかは不明なので、先述通り事前に印刷所へ確認しておく必要があります。
➁ boothでは発送日をオーナー側(出品者)で指定できないそうです。
なので、仮に見本誌が倉庫へ納品済みで、同時期に予約注文の配送を行いたい場合には、見本誌を回収しておく必要があります。「配送日がバラバラでもいい」という場合は、見本誌を回収しなくても問題ないと思います。
③ 「倉庫に後から入荷」の機能の場合、予め「在庫数」を決めておく必要があります。
▼在庫数の設定画面は「商品ページ」で行います。
倉庫に預けられる下限とはなんですか?
保管申込あたりの商品の合計在庫数は下限30点からとなります。そのため、「倉庫から発送」商品で在庫数を登録する時には、
30点以上に設定していただくか、倉庫へ送る他商品と合計30点以上になるよう設定をしてください。
※保管申込あたりの商品の合計在庫数が30点以上であれば、商品A(在庫数15)と商品B(在庫数15)といった組み合わせであっても問題はございません。なお、在庫を補充、追加をする場合は1点から申込が可能です。
※「倉庫にあとから入荷」で販売をされる場合、30点以上の販売数を見込めない場合には、匿名配送の「自宅から発送(あんしんBOOTHパック)」での販売等もご検討ください。
倉庫を利用する際の在庫数は最低30個からですが、他の商品の在庫と合わせて30個以上になればOKと書いてあります。(文字サイズ小さくて読みづらいんですけど、これ公式が小さいんで!忠実にコピペしてるだけなんで!!)
「30個以下になる場合は、自宅から匿名配送の機能を検討してください」といった事が書いてありますが、「倉庫の商品登録ページ」と「匿名配送の商品登録ページ」は別で作成する事になります。
疑問点
仮に30個の在庫数を見込めない場合、匿名配送に変更するとして、「最初に受け付けた注文」がどうなるのかについての項目を見つける事ができませんでした。
これについては、事務局へ問い合わせて指示を仰いでください。
④ 注文のキャンセルについて
〇 支払済み商品のキャンセルは、作り手側もご注文者様もキャンセル・返本はできないため、入荷されている商品が注文確定された時点で順次配送になります。
〇 支払待ちのご注文のキャンセルは、支払わないと自動でキャンセルされて、注文が破棄されます。
〇 決済が完了してしまったご注文の商品に、仮に不備や不足があって配送できない場合は、事務局へ問い合わせて指示を仰ぐ必要があります。
余談からの注意点
2014年時点の私の経験上の話ですが、注文キャンセル時の指示が「ご注文者様とご相談し、個人口座から返金して解決してください」という答えでした。
2020年の今現在はどういう対応になるかは不明なので、直接事務局宛へお問い合わせてください。
全体的な流れを図で見る
図にしてみました。
以下の汚い図をご覧ください。
左の家のようなものは印刷所です(=_=)
私の想像では、左側の流れでいいんだろうな~と思ってました。
しかし「倉庫に後から入荷」の機能で「ゆうパケット」の設定を有効にするためには、右側を先に行った後で、左側を実行する事になります。
(※ 右側の「⑤回収」は配送を同時期にしたい場合のみ回収してください)
予約注文を終了する場合
これ、実際機能を使ってみないと分からないのですが、予約注文を終了する場合は、在庫数を0にすると注文ボタンがグレーアウトになります。
参考画像
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【在庫数の注意点】
「倉庫に後から入荷」の機能は、注文が在庫数を超えた場合でも受付されてしまうので、「これ以上は印刷(費用がない)できない」などの場合には、在庫を0にします。
▼「入荷を完了してから注文を受け付ける」に設定し直せば、在庫数を自動で反映してくれます。
▼在庫数以上の注文が入った場合の注意点
▼回答
自分で決めておいた在庫数以上の注文が入った場合でも、必ず納品しないといけません。
この場合の解決策は、「倉庫に後から入荷をOFF」にしておくことで新規の注文の受付は止まる…と思います。
▼それから、不良品に備えて予備を用意しておいた方がいいようです。
同人誌の場合は、予備部が出た場合はもらっておいて納品した方がいいと思います。
不良品が出たからまた印刷…となると、一冊の単価が上がって赤字になってしまうので。 端数は納品しておいて、倉庫に後から入荷をOFFにしておけば、自動的に予備部の取引が行えて、しかも在庫数が0になった時点で販売を終了する事ができます。
最後に
これで一応、大まかなboothの倉庫に後から入荷の機能に関する備忘録は終わりです。
ちょっと自分でも意味不明な箇所がありましたが、メモに近い記事なので堪忍してください。
boothの倉庫機能は恐らく、元々はシンプルなシステムだったものが、後から細かいルールや制約が付け足されていって、結果的に複雑になってしまったのではないかと思います。が、もう少し説明があるとありがたいなというのが率直な感想です。
トラブルには気を付けてくれ
まだ実際使っていないので、使った時にどうなるかが問題なのですが、使おうと思っている方は、色々調べた方がいいと思います。マジでトラブルになったら事務局はノータッチですし、対応に時間取られて心身消耗しますので、めっちゃ注意して使った方がいいです。
匿名配送の留意点
ちなみに、匿名配送についての忠告を添えておきます。自宅からの匿名配送は倉庫よりは面倒ではないのでオススメですが、完全な匿名配送ではなく、郵便番号が割れるので、ある程度仲の良い知人や友人同士の時に使った方がいいと思います。
自動キャンセルのイタズラ注文
それから、boothではイタズラ注文(自動キャンセル)を繰り返す人が多いとネット情報で知りました。その場合の対応については、こちらでIDの保管などを徹底させて頂きます。自動キャンセルはイタズラ注文とみなして対応をしていきます。対応や措置に関する詳細は後日公開する商品ページの商品説明欄にてご確認ください。
▼ご注文者様用の簡易メモです
変更については、こちらの責任です。
楽しみにしてくださっていた方へは、すみませんでした。
商品ページのリンク公開の詳細については、またTwitterで報告・連絡しようと思います。
かなり長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本件は以上です。
ではまた後日、よろしくお願いいたします。